元に戻す! とは、どういうこと?
ゴルフは、自然の中でプレーをするスポーツです。
ゴルフクラブで、地面上のボールを打ったり、グリーン上を、ゴルフシューズを履いて歩くと
芝をクラブで切り取ったり、グリーン面を傷つけたりします。
では、ゴルフプレーでどのようなケースがあるのでしょうか。
また、その対処方法をどのようにしたらよいでしょうか。
【 事例 @ 】
ゴルフ場の、フェアウェーやラフなどの芝を、ゴルフクラブで、刈り取ってしまう。
このことは、特に、アイアンクラブを使って、フェアウェー上のボールを打った時に
多く発生します。(草鞋や草履状に、芝がその根と共に前に飛ぶことです。)
このターフは、元の位置に戻しておきましょう。また、散らばったりして戻せない時は、
砂を入れて、補修しましょう。
(地面に穴が開いた状態になるので、平らにするという内容です。)
さすがに、芝の葉っぱのみを刈り取ったものは直せませんので、これは無理ですね。
【 事例 A 】
バンカーに入ったボールを打った時は、その時についたショットの跡、バンカー内を
歩いた、あなたの足跡は、バンカーレーキという、バンカー内の砂を平らに直して
元に戻す道具が置いてありますので、その道具を使って、元の状態に直しましょう。
【 事例 B 】
グリーンに直接ボールが落ちると、ボールの落ちたところに穴が開きますので
グリーンフォークという道具を使って、空いた穴を修復しましょう。
【 事例 C 】
グリーン上で、ゴルフシューズのスパイク跡がつきます。このスパイク跡は、
他の人がつけたものは、自分のボールがカップインするまでは、直すことが出来ません。
これは、あるがままにプレーするという、ゴルフの基本的な考え方から来るものです。
しかし、カップインした後は、自分のスパイク跡は、直しておきましょう。
特に、カップの周辺は、ボールの転がる勢いが弱まり、スパイク跡などの地面の影響を
大きく受けるからです。
女子プロゴルフの試合を見ていると、韓国のイ・ボミ選手などが、このことを実施しています。
このようなことをする理由は、常に、あなたの次のプレーヤーに悪影響を与えないためです。
みんなが、気持ちよくプレーをするために、身につけたいマナーですね。