ゴルフ初心者コースデビュー

最初のショットでOBの場合は

いよいよ、人生初の、コースデビューです。

 

会心の一打を願って、ティイングランド(ティグランドとも言います)に上がるのですが、とても緊張するのですね。

 

 

緊張するのは、あなただけではありません。

 

私もそうでした。

 

 

何といっても、人生初ですからね。

 

 

人生初のショットは、どんなクラブで打つのでしょう。
ドライバー、アイアン。

 

多くの人が、空振りを経験しますね。

 

次に多い人は、少しだけ当たって、前に少し転がるだけ。

 

 

次は、良い当たりだったが、OBゾーン(オービーゾーン)に打ってしまったというケース。

 

 

本当に、良いショットができたという人は、1割にも満たないでしょう。

 

 

次は、どのようにしたらよいのかを、ケース別にお話します。

 

 

 

第一打目を、空振りした場合。

 

打数のペナルティはありません。空振りも一打に数えるのがルールですから

 

次に打つときは、二打目ですので間違えないでください。

 

 

ちなみに、ティグランドで、アドレスをとるまで(つまり、ボールの前に立って、
次のスウィングが打つ時だよというしぐさをするまで)は、何回でも
素振り(空振り、スウィング)をしても問題ありません。

 

 

第一打目を、チョロした場合。

 

チョロというと、ボールにクラブがかすった程度で、ティグランド上に
ボールが止まっているような場合は、そのまま、次のショットをしてください。

 

間違っても、あわてて、ボールを拾い上げて、ティイ(ティーペグ)の上に
戻したりしないでくださいね。

 

 

第一打目が、OBゾーンへ飛んだ場合

 

悲しいかな、OBゾーンとは、プレーができる区域対象外のことを表します。

 

一般的には、白い杭で表示されています。

 

たとえボールが見えていて、打てる場所でも、そこから打ってはいけません。

 

OBゾーンは、プレーが禁止されています。もちろん、ボールを探すことも
見つけたボールを拾い上げることも、問題ありません。

 

しかし、OBになった場合のプレーは、次のようになります。

 

明らかに、OBの場合は、同じ場所から、一打を追加して
打ち直しになります。

 

最初に打ったのが、一打目、次に打つのが二打目になるのが本来ですが
OBゾーンに打ってしまった場合は、一打をプラスして、次に打つのが
三打目です。このケースの場合は、改めてティーを指し直して、ボールを上げて
打ってもよいです。

 

なお、ローカルルールで、第一打目がOBになった場合は、特設ティーで
前進四打としてプレーをしてくださいというようなルールを表示がされている場合は
そのルールに従ってください

 

第一打が、OBゾーンへ行ったかどうかわからない場合

 

打ったボールが、OBになったかどうか(OBゾーンに入ってしまったかどうか)
わからない場合は、暫定球の宣言をしましょう。

 

暫定球とは、本球が見つかるまで、暫定でプレーして行く方法です。
暫定球で、第三打として打っていきましょう。

 

第三打を上手く打てて、先のほうに飛んだとしましょう。次に打つのは、
暫定球の4打目です。その次は、暫定球の五打目です。
しかし、最初のボールがOBになったであろうと思うところに行ってみたら
OBになっていなかった場合は、そのボールが本球になります。

 

本球は、次に打つのが二打目です。本球が見つかった場合は、
暫定球は、拾い上げてしまいましょう。それまでに打っていた、暫定球での
打数は、拾い上げた時点で、無効になり、本球の打数が、採用されます。

 

暫定球の宣言をしない場合は、そのボールを打った時点で、そのボールが
本球になります。上の記述のように、前に行ったら最初に打ったボールが
発見されても、暫定球宣言をしていないので、第一打目に打ったボールは
見つかっても、無効になります。

 

ゴルフのルールは、とてもたくさんのパターンがあるので、知識として
ひとつづつ、身につけていきましょう。

 

初心者は、わからない場合は、同伴競技者に聞けるのが特権です。

 

わからない場合は、先人(先輩)に聞きましょう。

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