ゴルフ初心者コースデビュー

スタート前の練習を行う。

ロッカールームで着替えをした後に、貴重品を預けたら、練習を行いましょう。

 

D.キャディーマスター室にて情報を仕入れる。

この、キャディーマスター室で情報を仕入れるとは、これからプレーするゴルフ場の、ゴルフコースに表示されている、残り距離表示の情報のことです。残り表示が、100ヤード、150ヤード、200ヤードとコースに表示されていますが、その表示が、グリーンのセンターまでの表示か、グリーンの手前エッジまでの表示かがゴルフ場により違って表示されていますので、その確認をしておきましょう。グリーンの大きさは、一般に30ヤードから40ヤードもありますので、グリーンセンターとグリーンエッジでは、アイアンで2番手くらい違うようになるので、確認しておきましょう。

 

尚、キャディーマスター室は、クラブハウスのコース側の出口の付近にあります。キャディーマスター室には、スコアーカードやスコアーを記入する鉛筆、グリーンマーカーなどが置いてありますので、利用してください(無料です)。中には、ティーやグリーンフォークが置いてあるゴルフ場もあります。
スコアーカードや鉛筆は、ゴルフカートにも付随されていますので、鉛筆芯が折れても心配しなくても良いです。

 

E.準備運動を行う。

準備運動は、どのスポーツでも大事です。ゴルフも立派なスポーツです。これから、身体を使いますので、準備運動は、忘れずに実施しましょう。特に、手首足首を柔らかくすることや、足腰をほぐす、首を柔らかくする、肩甲骨を柔らかくすることなどの準備運動を行いましょう。
それが終わったら、クラブを持って、素振りの練習を行いましょう。ちなみに、私は、アイアンを2本持って素振りを20回から30回くらいゆっくりとしたペースで行っています。

 

素振りを行うときは、周囲の安全を考えて、行いましょう。特に他人にクラブが絶対に当らないように、常に周りに気を配ることも必要になります。

 

F.ショットの練習を行う。

ショットの練習場が備わっているゴルフ場では、少しだけでよいのでショットの練習を行っておくと良いでしょう。多くは不要です。このときは、全部の番手はやらなくとも良いです。アイアン2本くらいとウェッジ、ドライバーを各5〜10球くらい打てばよいかと思います。

 

ショットの練習が出来ないゴルフ場では、出来ませんので、素振りを行って身体をほぐすとともに、練習グリーンでの練習は行いましょう。

 

G.練習グリーンでパットの練習を行う。

ゴルフ場でコースに出る前に必ずやっておきたいのが、練習グリーンでのパットの練習です。ゴルフ場の練習グリーンは、各コースのスタートホールの近くにあることが普通です。
なぜ、練習グリーンでパット練習を行うかと言うと、一番の理由は、その日のグリーンのボールの転がり具合を確認する為です。このボールの転がり具合をタッチと言います。つまり、自分の距離感を確認・修正することを行うのです。
グリーンの表面は、芝で覆われています。芝は、放置しておくと、長くなるため定期的に刈り取られますが、芝が短いときは良く転がりますし、芝が長いときは芝の影響(抵抗)を受けてボールの転がりは、悪くなります。従って、その日の転がりの具合を練習グリーンで確認しましょう。

 

練習グリーンでは、カップを狙ってパットの練習を行うことも必要ですが、初心者は、平らなところで5メートルくらいのパットを前後のばらつきをなくするように、同じ距離を打てるように練習をしましょう。
もうひとつは、1メートルの長さのパットを、カップインできる様に練習しましょう。出来れば、同じ位置からカップインさせるだけでなく、90度ずつ方向を変えて、のぼりのライン、くだりのライン、フックライン、スライスラインを全てカップインできるように練習したらよいと思います。初心者の人は、ともかく距離感を磨く、つまり、グリーン上を行ったりきたりしないように、自分の打ちたい距離を打てるようになりたいですね。

 

練習グリーンでの練習が終わったら、ようやくスタートホールでのティーオフです。やっとボールが打てますね。
楽しいゴルフになることを願っています。いってらっしゃい。

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